中学生の時に、ギターの独学に挑戦、あえなく頓挫し、「これでもうギターに触れることもないだろう・・・」と思っていましたが、数年後に、あるきっかけでまたギターを弾きたくなります。

家の近くにギター教室がありましたが、生来の引っ込み思案のせいか、門を叩く勇気がなく、無為の時間が流れるばかり。

そんなときに出合ったのが、通信教育。
ギタリストの小原安正氏、中林淳真氏が講師をされていた「東京音楽アカデミー」という通信講座を申し込みました。

これは、何週間かに１回、SPレコードと楽譜が送られてくるもので、心待ちにしながら、練習を積んでいたのをなつかしく思い出します。「デアゴスティーニ」のギター版といった感じでしょうか。

これは当時としては、なかなかのシステムで、簡単な曲を弾くことができるようにまでなりました。

今はもうない通信講座で、レコードも、もう手元にありませんが、楽譜（写真）は今でも大切に棚にしまってあります。