「ギターを買いたいのですが、どうしたらいいでしょうか?」
生徒さんからよくこんな質問をいただきますので、ブログにまとめてみました。
第5回の今回は、いよいよギターの購入方法です。
●ギター専門店に行ってみよう!
購入方法の一番のおススメは、ギター専門店をまわってみることです。
以下のようなメリットがあります。
・試奏することができる。
・新品だけでなく、中古を扱っている店も多く、選択肢が広がる。
・ギターの上手な店員さんもいるので、弾いてもらって聞き比べてみるのも1つの方法。
・ギターについて、いろいろと役立つ情報を教えてくれる。
・購入金額にもよるが、弦や手入れ用のシリコンクロスをサービスしてくれる場合がある。
ただ、ギター専門店にも、ジャンルで得意・不得意があります。クラシックギターを購入したいなら、クラシックギターの専門店に行くことをおススメします。
●訪問するときのポイント
各専門店のWebサイトを見てみる
専門店によっては、あるメーカーの代理店などになっているなど、ブランドや価格帯によって得意・不得意があり、品ぞろえが異なります。
各専門店は、Webサイトをもっていて、在庫を掲載しているので、事前に確認しておくとよいでしょう。
Webサイト「J-guitar」で相場を調べておく
「J-guitar」というサイトには、ギター専門店だけではなく、島村楽器、山野楽器など大手の楽器店を含め、ほとんどの店が出店しています。ここでは、各専門店の在庫商品を、メーカー別や価格帯別など、横断的に見ることができ、大体の相場がわかります。
クラシックギターだけではなく、エレキ、アコースティックなどあらゆるジャンルのギターも検索することができます。
通信販売もおこなっていますので、欲しいギターが決まっている方には便利でしょう。
事前に連絡しておく
お店によっては、1人で営業しているところもありますので、初めて行かれる方は、事前に電話かメールで、訪問する日時を伝えておくとよいでしょう。お客様の多い土日でも、ていねいに対応してもらえます。
購入予算を伝える
事前連絡の際に、だいたいの予算の範囲を伝えておくと、候補のギターを何本か用意しておいてもらえ、スムーズにいきます。
2、3店舗まわってみる
店によって、品ぞろえ、店の雰囲気は、かなり異なりますし、店員さんとの相性もあるかもしれません。最低でも、2店舗くらいはまわりたいところです。
●初心者におススメのギター専門店
以下は、東京で、初心者向けのギターをある程度そろえているお店です。
・アウラ ギター ショップ (入谷)
・クロサワ楽器 ドクターサウンド クラシックギター専門フロア(御茶ノ水)
・フォルテ楽器(下北沢)
・メディア・カーム(御茶ノ水) (五十音順)
上記以外では、ラックギター、アンダンテなどのギターショップが神保町にあります。
狭いエリアですので、御茶ノ水〜神保町界隈を歩いてみるのもよいでしょう。
さて、今回でギターの購入に関する連載は終了しますが、ギターをはじめる上で、ギター以外の「必需品」を別途購入する必要があります。
具体的には、ギターケース、チューナー(調弦器)などです。ギターケースはそこそこの価格になりますので、忘れずに、予算に入れておきましょう。
実際にどのようなものがあるのか、今後のブログでも、随時取り上げたいと思います。