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左手のコツ Part.2[弦との距離]音階編

「左手のコツ」のPart.1では「安定する押さえ方」について解説しましたが、
Part.2は、「弦との距離」音階編です。

●うまい人の共通項

うまい人の演奏動画を見て、

「左指がフレットに張り付いているようだ」
「ねらったように、正確に押さえる」
「簡単にやっているように見える」

なんて思われたことはないでしょうか?

うまい人の共通項は、
弦を押さえるとき、離すとき、そしてポジションを移動するときに、
「ムダな動きがない」ということです。

●アーチェリーと2つの共通点

上の写真は、アーチェリーで的(まと)をねらっているところです。

では、ここで問題です。
第1問。

アーチェリーで的をねらうときに、
的から、

・50メートル離れている場合
・5メートル離れている場合

では、どちらが的に当たる確率が高いですか?

そうですよね。
当然、5メートルのほうですよね。

左手の指と弦の関係も同じです。
「的」を弦、「矢」を左指だと思ってください。
左指と弦の距離が近いほうが、ミスをしにくいのです。

第2問です。
矢の飛ぶ速さが同じだとして、

・50メートル離れている場合
・5メートル離れている場合

では、どちらが先に的に届きますか?

そうですよね。
当然、5メートルのほうですよね。

ギターも同じで、「左指と弦との距離が近いほうが、速く弦を押さえられる」
つまり「速い曲に対応できるようになる」ということです。

●ギターに当てはめると

では、左指と弦の距離を常に近くに保つには、
どのようにしたらよいのでしょうか?

それは、
「弦から指を離すとき、なるべく近くに上げる。指を弦から遠くに上げない」
ということです。
具体的に、「半音階」を弾いて、良い例⭕️と悪い例❌ を、動画で比べてみましょう。

●良い例1⭕️
左指を弦から離すときに、なるべく弦に近い空間に待機させ、次に押さえる最短距離を維持する

,

 

●悪い例1❌ 
左指を弦から離すときに、弦から遠い空中に離れてしまい、次に押さえる弦までの距離、時間が長くなる

,

 

●良い例2⭕️(演奏者視点)

,

 

●悪い例2❌ (演奏者視点)

,

 

●良い例3⭕️(速い音階の場合)

,

 

●悪い例3❌(速い音階の場合)

,

 

以上ですが、おわかりいただけたでしょうか?
そもそも、
「指を離す」というよりは、「指の力を抜くと、自然に弦から離れる」
と言ったほうが正解かもしれません。
「指を離す」意識だと、力が入って指が弦から遠くに離れやすくなります。

最初は慣れないかもしれませんが、やっているうちに、意識せずに自然にできるようになります。
むしろ、このやり方のほうが、断然ラクに感じるようになります。

このポイントを身につければ、劇的に上達すると思います。
筆者も、演奏の難しい部分になればなるほど、このポイントを意識するようにしてします。
まずは半音階を「ゆっくり、ゆっくり」弾いて、試してみてください。

次回は、和音の例を紹介します。

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